リストにはないんだけど、父親のお下がりで Tiny Fortran Interpreter 搭載の電卓(?)を持っていた。
こいつは結果を LED や LCD ではなく、内蔵サーマルプリンタに出力するという、ある意味すげ〜やつ。
「月着陸ゲーム」なんつ〜のを入れてあったなあ。
なんか 1970年代テイストなやつ。
今も現存していたらさぞかし貴重だったのにね。
目立つのはシャープだなぁ。
やっぱり「mz-2000」の影響は大きい。
周りにユーザが2人ほどいて、よくいじらせてもらっていたので、S-BASICはここで覚えた。
でも、個人的に最初にハマったのは東芝「PASOPIA(T)」。
これ最初は人のだったんだけど、後に自分の物になって日本電気「PC-8001」とか「PC-8801」の BASIC ゲームを色々移植したり、自作ったりしてた。
「PASOPIA」はマニュアルが流石家電メーカーの東芝っていった感じで結構親切だった。
逆に日本電気(NEC)のは流石元が国策企業だなぁって感じでちょっとわかりづらいんだよね。
まぁそういうこともあって気にいってたから、かなり後で中古の東芝「PASOPIA7」も購入。
君は見たことがあるか27色!聞いたことがあるか6重和音!
あと、やっぱ「PASOPIA7」といえば「アルフォス」でしょ。あれはいいよ〜。
「PASOPIA(T)」のあとにセガ「SC-3000」を入手したんだけど、あまりゲームは買わなかった。
必然と BASIC(LEVEL3) をいじってた。
あの BASIC、逆アセンブルしたらわかるんだけど、バグはあるわ、速度は遅いわ、仕様はへたれだわ、で結局マシン語使わないと使い物にならんかった。
でも、多分一番プログラムを書いたのは間違いなく「SC-3000」である。
おかげさまで市販ソフトというものには殆ど縁のないマイコン人生を運命づけられたみたいで…
流石に「スターフォース」と「ロードランナー」は買ったけど。
どちらもFC版より出来良くて名作です。はい。
「ロードランナー」はセガ版でしか使えないかもしれない技(足元の床を掘ってそのまま落ちる)があって、これを使ったコンストラクション面とか作ってたなぁ。
この後に高校修学旅行の立ち寄り先だった東京での自由行動でアキバ行って中古のシャープ「mz-1500」を購入。
「QD」というメディアに出会ってカセット以外のメディアデビュー。
こいつはちょっと変わりもんで「漢字ROM」と「ボイスボード」が装着されていた。
「ボイスボード」は「PC-6001mkII」に対抗したものらしい。
買ったとき、ソフトに「マリオブラザーズスペシャル」とかついてたけど。
でも、こいつはほとんど BASIC いじって遊んでました。
「QD」のおかげで、プログラムのロード・セーブは時間が短かったので、遊ぶには快適だった。
あと、これも6重和音 PSG だったんで色々入れてはみたんだけど、同期が…まぁ「PASOPIA7」も癖あったけど。
そういや、「mz-700」の「スペースハリアー」はマジですごいっす。
機会があったら是非見てほしい。ハードはただの飾りなんです。偉い人にはそれがわからんのです。
数年後、念願のシャープ「X1turbo」を入手して「FD」環境へ。
何せ初代パソコンテレビ「X1」のカタログを見ながらいつも夢見ていたから、ちょっと感動。
初代の本体+ディスプレーテレビ+グラフィックボードで定価ジャスト \300,000 だったんだよね(笑)
「X1」は「mz」とは事業所が違うけど、やっぱりクリーンコンピュータ思想が受け継がれていたし、さらに非MS系 BASIC(HuBASIC) というのもあって、かなり気に入ってた。
更にFM音源ボードも載ってたから、OPM で遊んだなぁ。
順番が逆な気もするけど、その後松下「A1 WX」という「MSX2+」の名機を入手。
もっぱらゲーム機だった。
(ちなみにX1turboとMSX2+を俺に売りつけたのは知ってる人は知っているAMM-つきだて君です)
お気に入りは「パロディウス」「スペースマンボウ」「ゼビウスファードラウトサーガ」かなあ。
あんまり BASIC は触ってない ^^;
と、ここまではずっと中古だったんだけど初めて自分で新品のコンピュータを買う決心をした。
まぁ、既に社会人だったしね。
それがシャープ「X68000」。
きっかけはやはり数々のアーケード移植作品。
それと「68000」そのものかな。
アーケードに多く使われていた MPU だったんですごく興味があった。
やっぱあの「グラディウス」が強烈な印象があったし、「沙羅曼蛇」も出てたしねぇ。
(最初に買ったのはEXPERTでプリンタもつけてフルセットで¥500,000近くになりました…)
その後は見てのとおり、2台目・3台目とかどんどんドツボにハマった。
ショップに知り合いいたので融通してもらったり、知り合いから買ったりで定価では買ってないですけどね。
おかげでモトローラマンセーです。
パソコン通信を始めて、遊んでるうちに自分でもやってみたくて、「NET-COCK」を入手。
(実は1ヶ月くらいでもうそうなってしまった)
最初はもちろん無改造だったけど、手始めに配布元の最新版を見て改造に目覚めてしまう。
(シリアル番号の改造を本家以外でやったのは多分俺が最初)
こいつのおかげで、アセンブラをマスターできた。
というか、disが神過ぎて解析もパズルみたいで楽しいんだよね。
正直、8bit時代は何となくわかってた気でいたけど、68000は完全に理解した感がある。
人生の半分どころか生まれて10年以降は、コンピュータがある生活を過ごしてきたので、もはやなくてはならない存在になっている。
その中でもやはり「X680x0」は生活に溶け込んでしまっていた気がする。
完全に動かなくなるまでは使いつづけることになるのではないか、と思うこの頃。
と思っていた時代もありましたが…ぺけろく実機さんは電源故障により死亡 チーン
普通に Windows メインの生活になりましたとさ。
(でも自作以外で持っていたのはシャープ「メビウス」だったりする)
ここ数年は時代の流れってことで、Android も併用中。
ただ、ネット環境ないとあまり使い勝手よくないのが欠点だよね。
え? Android はスマフォだろって?
ファイラがあれば普通にコンピュータですよ、あれは。
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