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国内パソコンの歴史

MSXパソコン

ASCII(当時)の西和彦氏が提唱、マイクロソフトとの提携により規格が画定され、各メーカーによる共通規格パソコンとして発売されたものです。
マイクロソフト開発のBASICを標準搭載し、カセット、FDD以外にカートリッジによるゲームなどのアプリケーションが提供されました。
初代MSXからバージョンアップを続け、最終的に松下電器産業が1995年にMSXturboRの生産を中止するまでに全世界で400万台以上出荷されています。

変わり種としてはLD(パイオニア)やVHD(日本ビクター)と連動した機種も存在します。
(お約束のメディアフォーマット覇権争いの一環)

なお、ASCIIが提唱した共通規格はもう1つあります。
IBM PC/AT互換機に日本語機能を追加した「AX」です。
…が、その後「DOS/V」が登場したためにすぐに消えていきました チーン
ちなみに「MSX規格」に参加はしていたけど、ハードは販売してなかったシャープも出してました。
(その中の1つに「MZ-8000」といモデルがあったりする)

MSXに関しては正確に言うと、シャープ本体は出してないけど、ブラジル現地法人が発売してたんですけどね。
(「HOTBIT」という何とも怪しげなネーミングだけど)


[MSX][MSX2][MSX2+][MSXturboR]


MSX (1983)
CPUZ80A 3.58MHz
ROM32KB
RAM8〜64KB
VideoTI TMS9918 16KB
SoundGI AY-3-8910
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参入メーカー (順不同)
ソニー三洋電機三菱電機日本ビクター
東芝日立松下電器産業キヤノンカシオ計算機
パイオニア富士通ゼネラルヤマハ、京セラ
フィリップス(蘭)、スペクトラビデオ(米)
大宇電子(韓)、金星電子(韓)、ゼミナ(韓)
グラジエンテ(伯)、シャープドブラジル(伯)、テレマティカ(爾)

※日本電気、シャープは規格には賛同したが販売なし
※京セラは国内向けはなく、海外向けとして「YASHICA YC-64」を販売
MSX2 (1985)
CPUZ80A 3.58MHz
ROM/RAM64KB〜
VideoYAMAHA V9938 64〜128KB
SoundGI AY-3-8910
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参入メーカー (順不同)
ソニー三洋電機三菱電機日本ビクター東芝日立
松下電器産業キヤノンヤマハ
フィリップス(蘭)、大宇電子(韓)、テレマティカ(爾)
MSX2+ (1988)
CPUZ80A 3.58MHz
ROM/RAM64KB〜
VideoYAMAHA V9958 128KB
SoundGI AY-3-8910
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参入メーカー (順不同)
ソニー三洋電機松下電器産業
MSXturboR (1990)
CPUZ80A 3.58MHz
ASCII R800 7.19MHz
ROM/RAM256KB〜512KB
VideoYAMAHA V9958 128KB
SoundGI AY-3-8910
YAMAHA YM2413
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参入メーカー (順不同)
松下電器産業

オマケ (MSX/MSX2/MSX2+/MSX turbo R)


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