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N82-BASIC
PC-8201 : 日本電気 (NEC)

PC-8201 Menu N82-BASIC

N82-BASICはMicrosoft BASICにNEC独自の拡張を行ったものである。
PC-8201シリーズに搭載されている。
PC-8201は京セラ「Kyotronic 85」のOEMであり、TANDYからは「TRS-80 Model 100」として販売されていた。
NEC製の海外モデルは「PC-8201A」である。

BASICは起動時のメニューから選択して起動する。

N82-BASIC簡易リファレンス
コマンド
表記凡例使用例説明
AUTOAUTO [行番号][,増分]AUTO 100,5先頭に自動的に行番号を発生させる(増分を省略した場合は10)
DELETEDELETE 行番号[,[行番号2]][,...]
DELETE [行番号][-[行番号2]]
DELETE 10,100
DELETE 100-200
指定した行番号を削除する
指定した範囲の行番号を削除する
LISTLIST {[行番号] | [.]}
LIST [行番号][-[行番号2]]
LIST
LIST 100-200
メモリ上のプログラムを表示する
指定した範囲の行番号を表示する
行番号の代わりに「.」を指定した場合は現在BASICが認識している行を意味する
LLISTLLIST {[行番号] | [.]}
LLIST [行番号][-[行番号2]]
LLIST
LLIST 10,100
LIST 100-200
メモリ上のプログラムをプリンタに出力する
指定した範囲の行番号をプリンタに出力する
行番号の代わりに「.」を指定した場合は現在BASICが認識している行を意味する
RENUMRENUM [新行番号][,旧行番号][,増分]RENUM 1000,10,100新行番号を先頭に行番号をつけ直す
EDITEDIT [[行番号]-[行番号2]]EDIT 10-20TEXTモードに移行し、プログラムの編集を行う
行番号の代わりに「.」を指定した場合は現在BASICが認識している行を意味する
行指定はどちらか片方のみ省略可能で、行指定をしない場合は全行を対象とする
NEWNEWNEWプログラムを全て消去し、変数を初期化する
CONTCONTCONTSTOPキーやSTOP,ENDで終了したプログラムの実行を再開する
RUNRUN {[行番号] | "ファイルディスクリプタ"[,R]}RUN 100
RUN "TEST.BA"
指定した行番号からプログラムを実行する(行番号を省略した場合は先頭から実行する)
指定したプログラムを読込、実行する
「R」を指定した場合は実行前にOPENしていたファイルはそのままとなる
CSAVECSAVE "ファイル名"CSAVE "TEST"カセットテープにプログラムを保存する
CLOADCLOAD ["ファイル名"]CLOAD "TEST"カセットテープからプログラムを読み込む(ファイル名を省略した場合は最初に見つかったプログラムを読み込む)
CLOAD?CLOAD? ["ファイル名"]CLOAD? "TEST"カセットテープのプログラムを照合する(ファイル名を省略した場合は最初に見つかったプログラムを照合する)
BSAVEBSAVE "ファイルディスクリプタ",先頭アドレス,バイト長[,実行アドレス]BSAVE "TEST",61440,256記録メディアにマシン語プログラムを保存する
BLOADBLOAD ["ファイルディスクリプタ"]BLOAD "TEST"記録メディアからマシン語プログラムを読み込む(「CAS:」を指定した場合のみ、ファイル名を省略可能でその場合は最初に見つかったプログラムを読み込む)
BLOAD?BLOAD? ["ファイル名"]BLOAD? "TEST"記録メディアのマシン語プログラムを照合する(ファイル名を省略した場合は最初に見つかったプログラムを照合する)
FILESFILES [デバイス番号]FILES 1記録メディアにあるファイル一覧を出力する
デバイス番号
省略 : 内蔵RAM
0 : 外部記憶装置
1〜4 : フロッピーディスク
FORMAT diskFORMAT [ドライブ番号]FORMAT 1フロッピーディスクを初期化する
SAVESAVE "ファイルディスクリプタ"[,A]SAVE "TEST.BA"記録メディアに[ASCII形式で]プログラムを保存する
LOADLOAD "ファイルディスクリプタ"[,R]LOAD "TEST.BA"記録メディアからプログラムを読み込む(Rを付加した場合は実行も行う)
NAMENAME "旧ファイルディスクリプタ" AS "新ファイルディスクリプタ"NAME "TEST.BA" AS "TEST2.BA"記録メディア上のファイル名を変更する
KILLKILL "ファイルディスクリプタ"KILL "TEST.BA"記録メディア上のファイルを削除する
デバイス名は省略した場合は「RAM:」、他には外部記憶装置とフロッピーディスクのみに使用可能
拡張子は必ず指定する
MERGEMERGE "ファイルディスクリプタ"MERGE "TEST.DO"記録メディア上のASCII形式ファイルとメモリ上のプログラムをマージする
MENUMENUMENUMENUに戻る
アクセス中のファイルがある場合はアクセスを強制終了し、BASICエリアを初期化する
それ以外はBASICプログラムは保存され、再度BASICを実行した場合に再現される
POWERPOWER {タイマ値 | OFF[,RESUME] | CONT}POWER OFF本体の電源を自動的にOFFにする
タイマ値 : 10〜255(単位:6s)で指定可能で、キーボードの入力が指定時間ないと電源をOFF(初期値:100)
OFF : 即時OFF(「,RESUME」を付けた場合は状態を保存する)
CONT : 常時ON
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ステートメント:プログラム制御
表記凡例使用例説明
ENDENDENDプログラムを終了する
STOPSTOPSTOPプログラムを一時停止する
REM{REM | '} [注釈]REM TEST注釈を入れる(実行には無関係)
FOR...TO...STEP〜NEXTFOR 変数=開始値 TO 終了値 [STEP 増分]〜NEXT [変数1][,変数2][,...]FOR I=0 TO 10 STEP 2〜NEXT IFORからNEXTまでの処理を繰り返す
GOSUBGOSUB 行番号GOSUB 1000サブルーチンを呼び出す
RETURNRETURN [行番号]RETURNサブルーチンから復帰する
GOTOGOTO 行番号GOTO 1000指定した行番号から実行する
IF...THEN | GOTO...ELSE...IF 論理式 {THEN 文 | GOTO 行番号} ELSE {文 | 行番号}IF A=0 {THEN END | GOTO 10} ELSE 20論理式の条件判断をする
ON...GOTOON 式 GOTO 行番号[,行番号2][,...]ON A GOTO 100,200式の値に応じて指定された行番号へ分岐する
ON...GOSUBON 式 GOSUB 行番号[,行番号2][,...]ON A GOSUB 100,200式の値に応じて指定された行番号のサブルーチンを呼び出す
ON ERROR GOTOON ERROR GOTO 行番号ON ERROR GOTO 100エラー発生時の分岐処理ルーチンを指定する ※エラーメッセージ一覧
RESUMERESUME {[0] | NEXT | 行番号}RESUME 100エラー処理を終了し、実行を再開する
0     : エラー原因になった行から再開する(0を省略しても同じ)
NEXT  : エラー原因になった次の行から再開する
行番号: 指定した行番号から再開する
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ステートメント:変数関連
表記凡例使用例説明
CLEARCLEAR [[文字領域サイズ],メモリ上限]CLEAR 512,61440変数を初期化し、文字領域サイズとユーザ領域の上限を指定する
INPUTINPUT [文字列{; | , }]変数[,変数2][,...]INPUT "X=";Xキーボードから入力した値を変数に代入する
LINE INPUTLINE INPUT [文字列{; | , }]文字列変数LINE INPUT "X=";X$キーボードから入力した値を特殊文字を含めて区切らずに文字列変数に代入する
LETLET 変数=式LET A=1変数に値を代入する(LETは省略できる)
DATADATA 定数[,定数2][,...]DATA "TEST",765READで読み込むデータを定義する
READREAD 変数[,変数2][,...]READ A$,BDATAで定義したデータを変数に代入する
RESTORERESTORE [行番号]RESTORE 1000READで読み込むDATAの先頭行を設定する
DIMDIM 変数名(最大値[,最大値2][,...])[,...]DIM A(100,10),B$(100)配列変数の定義をする
DEFINTDEFINT 変数名[-変数名2]
DEFINT 変数名[,変数名2[,,,,]]
DEFINT A-Z
DEFINT A,C
指定した変数の型を整数型とする
DEFSNGDEFSNG 変数名[-変数名2]
DEFSNG 変数名[,変数名2[,,,,]]
DEFSNG A-Z
DEFSNG A,C
指定した変数の型を単精度型とする
DEFDBLDEFDBL 変数名[-変数名2]
DEFDBL 変数名[,変数名2[,,,,]]
DEFDBL A-Z
DEFDBL A,C
指定した変数の型を倍精度型とする
DEFSTRDEFSTR 変数名[-変数名2]
DEFSTR 変数名[,変数名2[,,,,]]
DEFSTR A-Z
DEFSTR A,C
指定した変数の型を文字列型とする
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ステートメント:マシン語関連
表記凡例使用例説明
EXECEXEC 開始アドレスEXEC 61440マシン語サブルーチンを実行する
POKEPOKE アドレス,数式POKE 61440,128指定したアドレスに値を書き込む
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ステートメント:ファイル関連
表記凡例使用例説明
MAXFILESMAXFILES=ファイル数MAXFILES=3OPENできるファイル数を指定する
起動時は1で0〜15を指定可能
OPENOPEN "ファイルディスクリプタ" FOR モード AS [#]ファイル番号OPEN "TEST" FOR INPUT AS #1指定したファイルをファイル番号でOPENする
INPUT : 入力モード
OUTPUT: 出力モード
APPEND: 追加モード
CLOSECLOSE #ファイル番号1[,#ファイル番号2][,...]CLOSE #1指定したファイル番号のファイルをCLOSEする
INPUT #INPUT #ファイル番号,変数[,変数2[,...]]INPUT #1,A,Bシーケンシャルファイル中のデータを読み込んで変数に代入する
LINE INPUT #LINE INPUT #ファイル番号,文字列変数LINE INPUT #1,A$シーケンシャルファイル中のデータを読み込んでそのまま変数に代入する
PRINT #PRINT #ファイル番号[.{[USING 書式;データ] | [式]}[;式2[,...]]]PRINT #1,A;Bファイルにデータを書き込む
DSKO$ diskDSKO$ ドライブ番号,セクタ番号,スイッチ,文字列式DSKO$ 1,1,2,A$ドライブ装置に直接256bytesの文字列を書きこむ
スイッチ
0 : セクタ前半に書込
1 : セクタ後半に書込
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ステートメント:画面関連
表記凡例使用例説明
CLSCLSCLS画面を消去する
LOCATELOCATE X,Y[,カーソル表示]LOCATE 10,10指定した位置にカーソルを移動する
PRINT{PRINT | ?} [{[USING 書式;データ] | [式]}[{, | ;}[式2[,...]]]]PRINT "HELLO,WORLD"画面上に表示する
USINGを付けた場合は書式に対応して表示する
SCREENSCREEN [デバイス番号[,ファンクションキー]]SCREEN 0画面モードを設定する(省略可能なのはどちらか一方のみ)
・デバイス番号
0 : LCD
1 : CRT
・ファンクションキー
0 : 表示しない
1 : 表示する
WIDTH CRTWIDTH [桁数][,行数]WIDTH 80CRTの桁数(40/80)と行数(20/25)を設定する
両方を省略するとエラー
PSETPSET (X,Y[,機能コード])PSET (80,20)画面上にドットを描画する
(CRT接続時は範囲や機能コードの振る舞いが異なる)
機能コード
奇数 : ドットを描画 (1〜255、省略時)
偶数 : ドットを消去 (0〜254)
PRESETPRESET (X,Y[,機能コード])PRESET (80,20)画面上のドットを消去する
(CRT接続時は範囲や機能コードの振る舞いが異なる)
機能コード
奇数 : ドットを消去 (1〜255、省略時)
偶数 : ドットを描画 (0〜254)
LINE disk/CRTLINE(X1,Y1)-(X2,Y2)[スイッチ[,{B | BF}]]LINE(0,0)-(100,100),1,BF直線(B:四角形,BF:塗りつぶした四角形)を描画する
スイッチは偶数(0〜254)がOFF、奇数(1〜255)がONで省略時はON
なお、このコマンドはCRTかフロッピーディスクが接続されていないと使用不可
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ステートメント:通信関連
COMCOM {ON | OFF | STOP}COM ON通信ポートの割込設定をする
ON   : 割込許可
OFF  : 割込禁止
STOP : 割込停止(ONで再開)
ON COM GOSUBON COM GOSUB 行番号ON COM GOSUB 100通信ポート割込分岐処理ルーチンを指定する
OPEN "COM:"OPEN "COM:[パラメータ]" FOR モード AS [#]ファイル番号OPEN "TEST" FOR INPUT AS #1指定したファイルをファイル番号でOPENする
INPUT : 入力モード
OUTPUT: 出力モード
APPEND: 追加モード
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ステートメント:その他
表記凡例使用例説明
BEEPBEEPBEEPBEEP音を出力する(0.12s)
SOUNDSOUND 音階,音長SOUND 5586,10指定した音階を出力する
LPRINTLPRINT [{[USING 書式;データ] | [式]}[{, | ;}[式2[,...]]]]LPRINT A$プリンタに出力する
ERRORERROR エラー番号ERROR 19指定したエラー番号のエラーを発生させる ※エラーメッセージ一覧
KEYKEY 番号,文字列KEY 1,"TEST"指定した番号のファンクションキーに文字列を設定する
MOTORMOTOR スイッチMOTOR 1カセットテープレコードのモータを制御する
スイッチ
0 : 止める
0以外 : 動かす(1〜255)
OUTOUT ポート番号,数式OUT 200,10ポートに値を出力する
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文字列関数
表記凡例使用例説明
ASCASC(文字列式)ASC("TEST")文字列先頭のキャラクタコードを返す
VALVAL(文字列式)VAL("123")文字列を数値に変換する
CHR$CHR$(数式)CHR$(41)指定したキャラクタコードの文字を返す
STR$STR$(数式)STR$(A)数値を文字列に変換する
STRING$STRING$(式,[文字列 | 数式})STRING$(10,"=")指定した文字数だけ追加した文字列を返す
SPACE$SPACE$(数式)SPACE$(A)指定した長さの空白文字列を返す
LEFT$LEFT$(文字列式,式)LEFT$(A$,2)文字列の左側から式で指定した桁数の文字列を返す
MID$MID$(文字列式,式1[,式2])[=文字列]MID$(A$,2,1)文字列の式1で指定した位置から式2で指定した桁数の文字列を返す(=文字列を指定した場合はその文字列と置換する)
RIGHT$RIGHT$(文字列式,式)RIGHT$(A$,2)文字列の右側から式で指定した桁数の文字列を返す
INSTRINSTR([開始位置,]文字列式1,文字列式2)INSTR(A$,B$)文字列1から文字列2を[開始位置から]探し、一致した場合文字列1の何文字目かを返す
LENLEN(文字列式)LEN(A$)文字列の文字数を返す
SPCSPC(数式)SPC(A)指定した長さの空白を返す(出力文字式内でのみ使用)
TABTAB(数式)TAB(A)指定した位置まで空白を返す(出力文字式内でのみ使用)
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数値関数
表記凡例使用例説明
INTINT(数式)INT(A)数式の整数値を返す(数式の値を超えない整数値)
FIXFIX(数式)FIX(A)数式の整数値を返す(切り捨て)
SGNSGN(数式)SGN(A)数式の符号を返す
RNDRND(数式)RND(A)0以上1未満の乱数を返す
正数: 次の乱数を発生する(省略した場合も同様)
負数: 乱数を初期化する
0   : 同じ乱数を生成する
CINTCINT(数式)CINT(A)数式を整数型へ変換する
CSNGCSNG(数式)CSNG(A)数式を単精度型へ変換する
CDBLCDBL(数式)CDBL(A)数式を倍精度型へ変換する
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数学関数
表記凡例使用例説明
ABSABS(数式)ABS(-1000)絶対値を返す
SINSIN(数式)SIN(3.14)正弦(サイン)の値を返す
COSCOS(数式)COS(3.14)余弦(コサイン)の値を返す
TANTAN(数式)TAN(3.14)正接(タンジェント)の値を返す
ATNATN(数式)ATN(3.14)逆正接(アークタンジェント)の値を返す
EXPEXP(数式)EXP(1)自然対数の低(e)に対する指数関数の値を返す
LOGLOG(数式)LOG(1)自然対数の値を返す
SQRSQR(数式)SQR(2)平方根の値を返す
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その他関数
表記凡例使用例説明
INPUT$INPUT$(文字数[,[#]ファイル番号])INPUT$(1,#1)ファイルから文字数分の文字列を返す
ファイル装置番号を省略した場合はキーボードからの入力(表示はない)
DSKI$ diskDSKI$(ドライブ番号,トラック番号,セクタ番号,スイッチ)DSKI$(1,1,2,1)ファイル装置から直接読み込んだ256bytesの文字列を返す
スイッチ
0 : 前半128bytes
1 : 後半128bytes
DSKF diskDSKF(ドライブ番号)DSKF(1)指定したドライブ番号のフロッピーディスクの残り容量をクラスタ単位で返す
LOCLOC(ファイル番号)LOC(1)指定したファイル番号の論理的位置を返す
LOFLOF(ファイル番号)LOF(1)指定したファイル番号の総レコード数を返す
EOFEOF(ファイル番号)EOF(1)シーケンシャルファイルの終わりを検出する
FREFRE(式)FRE(0)使用可能なメモリサイズを返す
式が数式の場合は未使用テキスト領域のサイズ
式が文字式の場合は未使用文字領域のサイズ
INKEY$INKEY$INKEY$押されたキーの値を返す
DATE$DATE$DATE$="10/01/01"日付文字列変数を操作する
TIME$TIME$TIME$="12:34:56"時刻文字列変数を操作する
CSRLINCSRLINCSRLIN現在のカーソル行位置を返す
POSPOS(式)POS(0)現在のカーソル桁位置を返す(式は無視される)
LPOSLPOS(式)LPOS(0)プリンタのヘッド位置を返す(式は無視される)
INPINP(ポート番号)INP(100)指定したポート番号の入力値を返す
PEEKPEEK(アドレス)PEEK(61440)指定したアドレスの値を返す
ERRERRERR発生したエラーのエラーコードを返す
ERLERLERLエラーの発生した行番号を返す
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※ デバイス
省略時は「RAM:」が指定される
「CLOAD」「CSAVE」は暗黙的に「CAS:」が選択されるので指定は不要
標準装備では「LCD:」「RAM:」のみ

デバイス名名称入力出力
LCD:液晶ディスプレイXO
CRT:外部ディスプレイXO
RAM:内蔵RAMOO
CAS:カセットレコーダOO
LPT:プリンタXO
COM:RS-232COO
WAND:バーコードリーダOX
0:外部記憶装置OO
n:外部フロッピーディスク(n=1〜4)OO

※ 拡張子
ファイル名のあとに付加する
省略時は「.BA」が選択されるが、「LOAD」などで「.DO」しかない場合はそちらを選択する
「BLOAD」「BSAVE」では暗黙的に「.CO」が選択される
後述の3つ以外は使用不可

拡張子名意味
.BA内部表現で圧縮したBASICプログラムファイル
.DOASCII形式のファイル
.COマシン語プログラムなどのバイナリファイル

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※ PRINT
「CLS」に相当する命令がないため、PRINT CHR$(12)を使う
CHR$を使った場合、画面表示に直接影響しないコードはそのままコントロール文字が表示される

; : 式を続けて表示する(A;B) 例 1;2
1 2
, : 式をTABで区切って表示する(A,B) 例 1,2
1         2

・USINGの書式
/ : 文字列の最初だけを表示する
例 "/";"TEST"
T
&(空白)& : &と空白の文字列分文字列を表示する(少ない場合は左詰め)
例 "[&    &]";"TEST"
[TEST  ]
# : 数値を桁数指定して出力する(少ない場合は右詰め)
例 "[#####]";100
[  100]
. : 小数点位置を指定する(冗長部分は0が出力される)
例 "[##.#####];3.1415!
[ 3.14150]
+ : 符号を出力する(負数の場合は負符号になる)
例 "[+####]";100
[+ 100]
- : 最後につけた場合、負符号を出力する
例 "[###-]";-10
[ 10-]
例 "[###-]";10
[ 10 ]
** : 先頭につけた場合、表示領域の空白を「*」で埋める
例 "[**####]";100
[***100]
\\ : 先頭につけた場合、数値の直前に「\」を出力する
例 "[\\####]";100
[   \100]
**\ : 先頭につけた場合、表示領域の空白を「*」で埋めて、数値の直前に「\」を出力する
例 "[**\####]";100
[****\100]
, : 桁数指定の「#」内につけた場合(「.」より左側)、3桁毎に「,」を出力する
例 "[#,#####]";1000
[  1,000]
^^^^ : 桁数指定の「#」につけた場合、指数形式で出力する
例 "[###^^^^^]";1000
[ 10E+02]

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※ 通信パラメータ
パラメータを省略した場合は初期値、もしくは以前に指定した値を用いる

・通信速度
1 : 75bps
2 : 110bps
3 : 300bps
4 : 600bps
5 : 1200bps
6 : 2400bps
7 : 4800bps
8 : 9600bps (初期値)
9 : 19200bps
・パリティ
N : なし
O : 奇数
E : 偶数
I : パリティ無視 (初期値)
・ワード長
6 : 6bit
7 : 7bit (初期値)
8 : 8bit
・ストップビット
1 : 1ストップビット (初期値)
2 : 2ストップビット
・X制御
X : 行う (初期値)
N : 行わない
・シフト制御
S : 行う (初期値)
N : 行わない

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※ SOUND
音程は16383〜0、音長は0〜255(単位:0.02s)
(音程は数値が大きい程低い)

音階O1O2O3O4O5O6
C 9394469723481171587
C# 8866443322161103554
D 8368418420921045523
D#15800790039501975987493
E14912745637281864932466
F14064703235161758879439
F#13284664233211660830415
G12538626931341567783
G#11836591829541479733
A11172558627931396693
A#10544527226361316653
B9952496824861244622

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※ 変数型・定数型
整数型(A%) : -32768〜+32767
単精度(A!) : ±2.93874E-39〜±1.70141E+38
倍精度(A#) : ±2.938735877055718D-39〜±1.701411834604692D+38

A$ : 文字列型(A$="TEST")

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※ 演算子
+   : 加算・結合(A+B、A$+B$)
-   : 減算(A-B)
*   : 乗算(A*B)
/   : 除算(A/B)
\   : 整数除算(A\B)
MOD : 整数の剰余(A MOD B)
^   : べき算(A^B)
=   : 等号・代入(A=3、A=B+C)
> < : 不等号・比較(A>3、A<=2)
NOT : 否定(NOT 2)
AND : 論理積(2 AND 1)
OR  : 論理和(2 OR 1)
XOR : 排他的論理和(2 XOR 1)
IMP : 包含(1 IMP 0)→ORの否定
EQV : 同値(1 EQV 0)→XORの否定

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※ エラーメッセージ一覧

N82-BASICは他のMicrosoft系BASICとエラーメッセージの表示に違いがある。
下記にその一覧を記す。
エラーメッセージ一覧
番号表示英語表記意味
?Extra ignoredINPUT文で指定した変数の数より、多いデータを入力している
?Redo from startINPUT文に対する入力が異常なので再入力を求む
1?NFNEXT without FORNEXTに対応したFORがない
2?SNSyntax errorコマンド、またはステートメントの書き方が間違っている
3?RGRETURN without GOSUBRETURNに対応したGOSUBがない
4?ODOut of DataREADに対応したDATAがない
5?FCIllegal function call関数やステートメントの引数が間違っている
6?OVOverflow値が許容範囲を超えた
7?OMOut of memoryメモリが不足している
8?ULUndefined line number未定義の行番号を指定した
9?BSSubscript out of range配列の添字が指定した範囲外
10?DDRedimensioned array配列が二重宣言された
11?/0Division by zero除算の分母が0
12?IDIllegal directダイレクトモードで使えないステートメントを使った
13?TMType mismatch変数または定数の型が合わない
14?OSOut of string space変数領域が不足している
15?LSString too long文字定数または文字変数が256文字を超えた
16?STString formula too complex文字式が複雑すぎる
17?CNCan't continueCONTによるプログラムの再開ができない
18?UFUndefined user function未定義関数を参照した
19?NRNo RESUMEエラー処理にRESUMEがない
20?RWRESUME without errorエラー処理でないのにRESUMEが使用された
21?UEUnprintable errorエラーメッセージの定義されていないエラー
22?MOMissing operand必要なオペランドが不足している
23?BOCommunications buffer overflow入力バッファが許容範囲を超えた
24?IOI/O error入出力中にエラーが発生した
25?DUDevice unavailableデバイスが使用できない
50?IEInternal error内部エラー
51?BNBad file numberファイル番号異常
52?FFFile not foundファイルが見つからない
53?AOFile already openファイルは既にOPENされている
54?DFInput past endファイルは既に全て読みだされている
55?NMBad file nameファイル名が異常
56?DSDirect statement in fileファイル中にダイレクトステートメントが存在した
57?FLFiling limitファイルが多すぎる
59?PCPC-8001PC-8001の命令が使用されている
60?BM diskBad file nameファイル名が異常
61?FE diskFile already existsファイルは既に存在している
62?DF diskDisk Fullディスク容量が一杯である
63?AT diskBad allocation table異常なアロケーションテーブルがある
64?DN diskBad drive numberドライブ番号異常
65?TSBad track/sectorディスクのトラックorセクタ異常
66?RD diskRename across disks異なるディスク装置へのリネームを行おうとした
67?FW diskFile write protected書込禁止属性のファイルに書き込もうとした

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